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Cubase・DTM初心者の完成ガイド

CubaseでMP3・WAVを書き出す手順
初心者向け完成チェック

公開日:2026年10月7日 更新日:2026年10月8日 著者:内海玲王

結論

Cubaseでは、曲の開始から余韻の終わりまで範囲を指定し、マスター出力のクリップを確認して、WAVとMP3の両方を保存します。最後にCubase以外のプレイヤーで先頭・最大音量部分・末尾を聴けば、書き出し事故を防げます。

曲が完成しても、範囲や出力先を間違えると「一部しかない」「末尾が切れる」「音が入っていない」という状態になります。この記事では、ファイルが作られた瞬間ではなく、外部プレイヤーで検品できた状態を完成とします。

MP3とWAVの違い

形式主な用途残す理由
WAV提出・保管・後工程圧縮による劣化を避け、元データとして使いやすい
MP3確認・共有容量が小さく、多くの端末で再生しやすい

1. 書き出し範囲を決める

左ロケーターを曲の開始位置、右ロケーターを最後の音の余韻が消えた後へ置きます。リバーブやディレイがある場合、MIDIイベントの終端で切らないでください。開始前の長い無音と末尾の音切れをループ再生で確認します。

2. マスター出力を確認する

曲の最も大きい部分を再生し、ステレオアウトに赤いクリップ表示が出ていないか確認します。クリップする場合は、リミッターを足す前に全体のレベルと原因トラックを見直します。

3. ファイル名と保存先を決める

first-song_v1_20261007.wavのように、曲名・版・日付を入れます。「final2」ではなくv1、v2で管理すると、修正前へ戻れます。

4. WAVを書き出す

オーディオミックスダウンを開き、出力チャンネルがステレオアウトか確認します。提出先に指定があれば、そのサンプルレートとビット深度を優先します。指定がなければプロジェクト設定と一致させます。

5. MP3を書き出す

同じロケーター範囲でMP3も保存します。共有確認用なら高めのビットレートを選びます。Cubaseのバージョンで項目名が異なる場合は、現在表示されている説明と提出条件を優先してください。

6. Cubaseの外で再生する

完成チェック

macOSのミュージックやQuickTime Player、Windowsのメディアプレイヤーなど、DAW以外で再生します。可能ならヘッドホンとスマートフォンの2環境で確認します。

修正は3点以内に絞る

外で聴いて見つけた違和感は、影響の大きい3点だけを選びます。主旋律の音量、低音の一部、末尾の長さなどを直し、v2を書き出して一度完成にします。

よくある失敗

曲の一部しか書き出されない

左右ロケーターと書き出し範囲を確認します。

書き出すと音が小さい

Cubase内と外の再生音量をそろえて比較します。音量差だけでミックスの良し悪しを判断しません。

音が入っていない

出力チャンネル、ミュート、ソロ、外部音源のリアルタイム書き出し条件を確認します。

まとめ

Cubaseの書き出しは、範囲、クリップ、形式、外部再生の順に確認します。今すぐ曲の末尾へ余韻分の範囲を足し、WAVのv1を書き出してください。

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作成・検証方針

初心者が書き出し時に止まりやすい範囲指定、出力、ファイル管理、外部再生を一つのチェック手順にまとめました。Cubaseのバージョン差がある設定は、画面表示と提出先の指定を優先するよう明記しています。